近年、挙式を行わずに、ウェディングドレスやタキシードなどの衣装を着て写真を撮影し、結婚の記念に残す「フォトウェディング」をするカップルが増えています。 フォトウェディングでは、衣装やドレスだけでなく、使用するアイテムや小物類も写真のイメージに影響する大切なポイントです。 今回は、フォトウェディングや結婚式の前撮りの際に、どのような小物が役立つか、また小物を持ち込む際の注意点などについてご紹介します。 経験者や専門家(カメラマン)のアイデアを生かして、素敵なウェディング写真を残してくださいね。
フォトウェディングの持ち込み小物とは?
フォトウェディングで使用する小物類は、写真を魅力的に演出してくれるための小道具として欠かせません。小物類は、新郎新婦の個性やウェディングのテーマを象徴してくれるアイテムにもなり、単調になりがちな写真のバリエーションも増やしてくれます。 定番のブーケやベール、結婚指輪はもちろん、和装や洋装、シチュエーションに合わせたさまざまなアイテムが、ウェディング写真を引き立たせてくれます。 二人の表情豊かな写真を撮るためにも、自分たちが撮りたいイメージに合ったアイテムや、雰囲気を盛り立ててくれるような小道具を選ぶとよいでしょう。 どうしても使いたい特別なアイテムがある場合は、前もってカメラマンやスタッフに相談しておくことも大切です。プロの視点からイメージを膨らませて、多彩な撮影シーンを考えてくれることでしょう。
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持ち込む際の確認事項
フォトウェディングで小物類を持ち込む際には、いくつかの注意点があります。打ち合わせの際に、次のような点を必ず確認してから準備を進めましょう。
持ち込みOKかスタジオ側に確認
まず撮影を希望するスタジオに、小物を持ち込むことができるかどうかを確認しましょう。持ち込みが可能な場合も、持ち込めるアイテムや持ち込み点数が制限されていることもありますし、持ち込み料金がかかることもあります。 小物の持ち込みが可能かどうか、持ち込む場合の条件などを必ず事前に確認しておきましょう。
スタジオでレンタルできる小物があるか確認
ほとんどのフォトスタジオでは、小物類も多数取り揃えています。どのような小物がレンタルできるかを必ず確認しましょう。レンタルできる場合でも、自分のイメージと合うものがあるかどうかを、あらかじめ見せてもらうと安心です。 小物類を借りる場合、料金がプランに含まれているかどうか、別途料金がかかるかどうかも要チェックです。有料であれば、どれくらいの料金がかかるかまで確認しておくことで、予定外の出費を防ぐこともできます。 小物類はレンタルできるもので十分か、自分で用意するかなどは早めに検討し始め、計画的に準備を進めましょう。
希望を伝えれば有料で用意してくれるか確認
スタジオに希望する小物がない場合でも、小物を用意してくれることがあります。撮影のイメージをスタジオ側に伝えて、小物を用意してもらうことができるかどうか相談してみるとよいでしょう。 新たに用意してもらう際には、追加で料金がかかるかどうか、どのような形で手配してもらえるかなど、スタジオ側と行き違いのないようしっかり確認しておくことも大切です。撮影直前に慌てることのないよう注意しましょう。
【手作りしたい方に】フォトウェディングにおすすめの持ち込み小物
撮影の際に使用する小物類は、手作りできるものもたくさんあります。手作りのアイテムには、既製品にはない思い入れや味があり、二人だけのオリジナルである点も魅力ですね。 お忙しいカップルにも負担にならないような、簡単に作れるアイテムをご紹介します。
赤い糸
赤い糸は、お互いが「運命の相手」ということを象徴する定番のアイテムです。 赤い紐にワイヤーを通して、好きな形や文字をつくるアイデアも人気があります。たとえばハート型にしてみたり、「LOVE」や「寿」の文字にしてみたりなどが素敵ですね。
糸電話
糸電話も、カップルの結びつきやコミュニケーションを象徴的に表現するアイテムです。 二人で会話をするような、可愛らしい写真が撮れますよ。 糸電話の糸にワイヤーを通して、ハート型などの形にしてみたり、紐の部分にガーラントを吊るしたりするアイデアもおすすめです。
ガーランド
ガーランドも、ウェディング写真をポップで楽しい雰囲気にしてくれる人気のアイテムです。 花や旗などのモチーフもありますが、「LOVE」「JUST MARRIED」「HAPPY WEDDING」「結婚しました」、そして二人の名前など、文字でメッセージを表すものが人気です。 作り方は、文字を書いたり装飾した紙を紐につけるだけ。お手軽に作ることができて、写真にメッセージを載せることができるアイデアとしてもおすすめです。
お二人の小さい頃の写真
新郎新婦の小さな頃の写真を持って撮影するのも、二人の成長を感じる素敵なアイデアです。幼少期の写真と同じポーズをして撮影したり、同じような帽子やアイテムを身につけて撮影するのも面白いですね。 子どもの頃の愛くるしい笑顔と並べて撮影すると、それぞれの面影や成長を感じるため、ご両親や親族の方も喜ぶアイテムとして人気があります。
【洋装のときに】フォトウェディングにおすすめの持ち込み小物
洋装のウェディング撮影では、ドレスや衣装を引き立たせるさまざまなアイテムがあります。写真のバリエーションを増やしてくれるおすすめの小物をご紹介します。
フォトプロップス
フォトプロップス(Photo Props)は、「写真の小道具」という意味で、写真撮影を楽しく演出するアイテムのことです。サングラスや眼鏡、ヒゲ、唇、帽子など、厚紙を利用して色々な形を作り、持ち手をつけるだけなので、簡単に手作りもできます。 吹き出しの中にメッセージやセリフを書くなど、アイデア次第でおしゃれで楽しい写真が撮れると人気です。
風船
風船も定番のひとつですが、写真がぐっと華やかになるため、ぜひ取り入れてみてほしいアイテムです。 紐をつけて浮かせたり飾りつけたりなど、背景として使用するだけでなく、二人で風船を持ったり、風船を投げた瞬間を撮影したりなど、アイデア次第で多様な演出ができます。 キュートでカラフルなものから、モノトーンやメタリックカラーといったシックなものなど、バルーン効果で写真が一気にインパクトのあるものになりますよ。
ウェディングフラッグ
ウェディングフラッグとは、挙式の入場の際にフラッグボーイやフラッグガールが持っている旗のことで、近年は写真撮影の際のアイテムとしても使われるようになってきました。 ウェディングフラッグは、メッセージや名前、「WEDDING」などの文字を書いた布を棒につけて旗状に垂らすものが一般的です。 背景に飾ったり、二人で手に持ったりなど、おしゃれで簡単に取り入れられる演出小物として人気があります。
イニシャルオブジェ、アルファベットオブジェ
新郎新婦のイニシャルをオブジェにしたアイテムも、気軽に使えて二人のオリジナル感を演出してくれます。 イニシャルオブジェを手前に置いて、遠近感を利用した撮影や、夕日などの逆光を利用してシルエット撮影で生かす方法などがおすすめです。大きなアルファベットオブジェを使うなど、使い方次第で面白いアクセントになりますよ。
花冠
洋装の写真撮影では、花嫁を引き立たせるアイテムとして花冠もとてもおすすめです。 白い花で統一したシックな花冠や、可愛らしい色合いのカラフルで華やかな花冠など、自分の好みやドレスにマッチしたものを選べる自由さも嬉しいですね。 花は、瑞々しくナチュラルな美しさの「生花」はもちろん、花の傷みを気にせずに済む「造花(アートフラワー)」や、独特の色彩も魅力な「ブリザーブドフラワー」など、使う材料によっても印象が変わります。ぜひ花嫁のイメージや好みにぴったり合った花冠を取り入れて、笑顔を引き立ててもらってくださいね。
【和装のときに】フォトウェディングにおすすめの持ち込み小物
和小物は、アイデア次第で撮影に活用できる可愛らしいアイテムが色々あります。和装ならではのアイテムをご紹介していきます。
扇子プロップス
和装の撮影で人気のあるアイテムが、扇子プロップスです。フォトプロップスのように、撮影のアクセントになる小道具として、扇子は最適なアイテムです。 扇子プロップスは、百均の扇子をアレンジして簡単につくることができます。扇子に「夫」「妻」や、「寿」「感謝」などの文字を貼り付けたシンプルなものや、水引きや千代紙などでデコレーションして華やかなものを作ったりなど、二人のオリジナル扇子プロップスを作ってみるのも素敵ですね。
和傘
和装撮影の雰囲気を盛り立てるアイテムとして、和傘もとても人気があります。 和傘は、柄の描かれたものや、赤や白、青などの一色のものなど、どちらも使い方次第で新郎新婦をぐっと引き立たせてくれます。 大人用のものから、七五三で子どもが使うような少し小さいものまで、サイズも色々なので、雰囲気に合わせた和傘を選んでみてくださいね。
紙風船・折り紙
千代紙や和風柄の折り紙を使って、折り紙で小物を作るのも、和装ならではの楽しいアイデアです。箱や紙風船、鶴などが定番ですが、鶴をたくさん折って、フラワーシャワーのように投げ、舞った瞬間を撮影する「鶴シャワー」も素敵ですね。 折り紙を折ったりする手間がかけられない場合などは、百均などにも売っている、昔懐かしい紙風船がおすすめです。カラフルな紙風船は、和の雰囲気を引き立たせてくれる可愛いアイテムとして重宝します。
習字
和装のアイテムで、近頃使われることが増えている意外なものが、習字です。習字は、子どもの頃以来書いたことがない方も多いかと思いますが、字が上手でも下手でも、それは気にしなくても大丈夫。文字のオリジナル感を生かせるのも、習字の魅力です。 定番の半紙や、書き初めで使うような長い半紙に書いたり、色紙(しきし)を使ったりするのもおすすめです。「結婚」「感謝」「夫婦」などの文字を1文字ずつ書き、二人で持ってみるのも素敵ですね。シンプルに「結婚しました」や、入籍の日にちを書いたものであったり、お互いに対するメッセージであったり、書く内容も色々なバリエーションが考えられる楽しいアイテムです。
【チャペルで撮影時に】フォトウェディングにおすすめの持ち込み小物
チャペルでの撮影は、最もウェディングの雰囲気が出るシチュエーションです。しかし本来は、チャペルでの撮影は挙式中となるため、撮影に制限があります。フォトウェディングや前撮りなどの撮影では、自分たちが撮りたい構図で撮影でき、フォトウェディングだからこそできるポーズもあることなども魅力です。 そんなチャペルでの撮影に最適なアイテムをご紹介していきます。
ブーケ
チャペルでのフォトウェディングでは、やはりブーケがとても似合います。 ブーケの形は、丸い形のラウンドブーケや、縦に流れるラインが魅力のキャスケードブーケ、ふわっと束ねたオーバルブーケなど、さまざまな種類があり、ブーケの形によって雰囲気ががらっと変わります。お花の色味や形であったり、生花や造花であったり、多種多様なブーケがあるので、ぜひドレスに合った素敵なブーケを選んでくださいね。
指輪とリングケース
神聖なチャペルでの撮影では、結婚のシンボルでもある「結婚指輪」もぜひ用意して、挙式のムードを高めたいですね。 指輪を交換する瞬間といった特別なシーンも、フォトウェディングでは美しい構図で写真を残すことができます。 指輪は代替がきく小物ではないため、必ず二人で前もって準備する必要があります。オーダーから完成まで、平均して1ヶ月程度かかるため、撮影までに間に合うよう、早めに準備を進めましょう。リングケースに指輪を乗せて、指輪を中心にして撮影した写真も素敵ですよ。
ウェディングシューズ
ウェディングの趣を醸し出してくれる、少し意外な撮影アイテムが、ウェディングシューズです。ウェディングシューズは、結婚式のためだけに用意する特別感満載のアイテムなので、ぜひ素敵なショットを記念に残したいですね。 ドレスの裾を少しまくり上げてシューズをちらりと見せたり、シューズが良く見えるよう座ってポーズをとったり、裸足になってシューズを手に持ったりなど、お気に入りのシーンを残してください。
ベール
ベールは、挙式には必須のアイテムですが、フォトウェディングや前撮りでは絶対に必要なものではありません。しかしベールをまとった姿は、ウェディングらしさをぐっと醸し出してくれるので、チャペルでの撮影ではぜひ取り入れたいアイテムです。 ベール越しのショットは、肌を美しく神秘的に見せてくれる効果もあります。ベールをなびかせたり、二人でベールをかぶったりなど、多彩なシーンを演出してくれるのも、ベールの魅力です。 ベールは、ロングのものやショートのもの、シンプルなタイプや華やかな装飾のあるものなど、種類によってイメージもがらりと変わるため、ぜひお二人のイメージに合ったものを選んでくださいね。
フラワーシャワー
フラワーシャワーは、チャペルでの挙式後に、参列者が新郎新婦に花びらをまいて祝福するものですが、カップルの二人も思わず笑顔になる楽しい瞬間です。ひらひらと舞う花びらが、パッと華やかなシーンを演出してくれます。 使用する花びらは、生花や造花、生花と造花のミックスなどがあります。花びらの種類や色味、量などを考え、会場に持ち込みが可能か、会場で用意してもらえるかどうかなどを早めに確認しておくとよいでしょう。また、リボンや紙、フェザー(羽)、折り紙で折った鶴や星など、花びら以外を使用したシャワーも人気があります。
【ビーチで撮影時に】フォトウェディングにおすすめの持ち込み小物
ビーチでの撮影におすすめのアイテムをご紹介します。海辺ならではの小物を、楽しいウェディングフォトの撮影に生かしてくださいね。
サングラス
サングラスは、ビーチだからこそ楽しめる絶好のアイテムです。開放感たっぷりのビーチでの撮影では、遊び心あふれる楽しい演出がおすすめです。 サングラスは、普段から愛用しているものはもちろん、丸型やハート型のものなど、二人に似合うものを選んで楽しんでくださいね。 サングラスの反射を利用して、レンズに二人が映り込むような写真も、おしゃれな一枚としておすすめです。
帽子
ビーチのフォトウェディングを、カジュアルで楽しい雰囲気にしてくれるアイテムとして、帽子もおすすめです。 麦わら帽子やカンカンハット(カンカン帽)、キャップなども素敵ですね。 帽子をかぶっての撮影だけでなく、帽子を高く放り投げたり、ジャンプしたりなど、帽子を生かした撮影は、海に映える楽しい演出に役立ってくれます。
カチンコやフォトフレーム
意外な小物として、カチンコやフォトフレームを使うカップルも増えています。 カチンコで映画の撮影のような海辺の雰囲気を醸し出したり、カチンコの黒板部分に、二人の名前や日付を記入したりなど、アイデアも色々です。 砂浜を利用してカチンコやフォトフレームを立てることができるため、ビーチでの撮影はアイデア次第で色々な小物が活躍してくれます。
サーフボードやボート
サーフボードやボード、サップは、特に海好きのカップルに好まれているアイテムです。サーフボードは大きいので存在感もあり、アクセントカラーとして写真を引き立たせてくれ、写真の印象をがらりと変える効果もあります。 ボードを立てて一緒に並んだり、二人でサーフボードを担いだりなど、動きのある楽しいシーンに役立たせてくださいね。もちろん、サーフィンができなくても全く問題ありませんよ。
二人らしさを演出する小物で素敵なウェディングを
フォトウェディングで活躍するアイテムについてご紹介しました。 小物類は、スタジオでレンタルできるもの、できないもの、持ち込みが可能なものや持ち込みできないものなど、さまざまな決まりがあります。必ず前もってスタッフに確認し、用意するものは早めに準備に取りかかりましょう。 撮影イメージに合うようなアイテムを生かして、ぜひお二人らしい素敵なウェディングフォトを残してくださいね。
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