フォトウェディングと前撮りの違いとは?それぞれの費用や流れを解説
フォトウェディングと前撮りには明確な違いがあります。混同しているとトラブルを招くこともあるため正確に理解しておくことが重要です。ここでは、両者の違いと撮影の流れなどを解説しています。
フォトウェディングと前撮りの違い
フォトウェディングは、挙式や披露宴を行わないカップルがウェディングドレスや色打掛などを着て、フォトスタジオなどで結婚の記念になる写真を撮影することです。結婚式の代わりに行うため、撮影を結婚の儀式と考えることもできます。
前撮りは、挙式や披露宴を行うカップルがこれらの前にフォトスタジオなどで結婚の記念になる写真を撮影することです。別日に前撮りする魅力は、落ち着いて撮影に臨めることといえるでしょう。
フォトウェディングと前撮りの主な違いは結婚式の有無です。撮影方法などに大きな違いはありません。ただし、それぞれの特徴は異なります。
フォトウェディングの特徴
フォトウェディングの特徴は、準備に時間がかかりにくいことです。もちろん、衣装や撮影場所などの打ち合わせは必要ですが、挙式がないため通常は1回1時間を1~2回程度で済みます。家族などが参加しなければ、二人だけで準備を進められる点も魅力です。空き状況次第では、予約から数週間で撮影を行えることもあります。
結婚式を行わないため費用を大幅に抑えられる点も魅力です。具体的な相場は後述しますが、結婚式を挙げるときと比べて費用を10分の1程度に抑えられることもあります。手元の資金を新婚旅行や新生活に充てたい場合も利用しやすいはずです。
ただし、挙式・披露宴を行わないため、大勢の参列者からお祝いしてもらうなどの経験はできません。婚礼衣装を着ることで結婚した実感はわきますが、経験できることは前撮りと異なります。
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前撮りの特徴
結婚式とは別の衣装を着て、ゆっくりと時間をかけながら写真を撮影できます。結婚式よりも大幅に安い金額で衣装をレンタルできる点、スタジオはもちろんチャペルや神殿、ビーチなど憧れのロケーションで撮影できる点も魅力です(フォトウェディングも同じ)。結婚式とは異なるテイストの写真を撮影できます。
前撮りのデータを使って、結婚式などで使用する小物を製作できる点もポイントです。具体的には、フォトウェルカムボードなどが考えられます。
ただし、挙式の前に行うため撮影時期を自由に決めることは難しいでしょう。基本的には、制限のある日程の中で、フォトスタジオや結婚式場などと調整することになります。また、並行して挙式の準備を進めなければならないため、撮影前の負担も大きくなりがちです。フォトウェディングのように、ゆっくり楽しむ雰囲気にはなりにくいかもしれません。
どちらがおすすめ?
フォトウェディングは、何かしらの理由で結婚式を挙げないカップル、挙げていないカップルや結婚費用をできるだけ抑えたいカップルに向いています。例えば、授かり婚で新婦に負担をかけられないカップル、周囲の注目を集めたくないカップルなどにおすすめです。
前撮りは、時間をかけて納得できる写真を撮影したいカップルや結婚式とは異なる衣装を着たいカップル、記念の写真を結婚式に使いたいカップルなどに向いています。結婚の思い出を充実させたいカップルにおすすめです。
フォトウェディングにかかる費用
フォトウェディングの相場は4~25万円程度です。プランや衣装などで相場は異なるため金額に幅がでています。
具体的には、フォトスタジオ内で撮影するスタジオ撮影の相場は4~12万円程度です。衣装が洋装(ウェディングドレス・カラードレスなど)だけであれば4~9万円、衣装が和装(色打ち掛け・白無垢など)だけあれば5~10万円、衣装が洋装と和装の両方の場合は7~12万円が相場になります。フォトスタジオ外で撮影するロケーション撮影の相場は9~25万円程度です。洋装のみの相場は9~14万円、和装のみの相場は10~15万円、両方の相場は15~25万円となっています。
基本料金に含まれる料金は「撮影代、衣装代(新郎新婦各1着)、小物・アクセサリー代、メイク・ヘアメイク・着付け代、写真データ代、設備代」が中心といえるでしょう。衣装のアップグレードや撮影枚数の追加、アルバムの制作などは基本的に追加料金がかかります。
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前撮りにかかる費用
前撮りにかかる費用の相場もフォトウェディングと同じです。基本的には、4~25万円程度の費用がかかります。スタジオ撮影の相場は4~12万円、ロケーション撮影の相場は9~25万円、洋装の相場は4~14万円、和装の相場は5~15万円、洋装と和装の相場は7~25万円です。ロケーション撮影は出張費や移動費などがかかるため、和装は衣装代と着付け代が割高になるため高くなります。
前撮りの魅力は、結婚式で着ない衣装を着て撮影できることです。ただし、基本料金に含まれている衣装は通常1着程度であるため、2着以上を選ぶと1着あたり3万円程度の追加料金がかかります。ヘアメイク代や着付け代が追加でかかる点にも注意が必要です。見積もりなどで総額を把握したうえでプランを決定しましょう。
フォトウェディングの流れ
フォトウェディングを申込んでから納品までの流れは次の通りです。
【フォトウェディングの流れ】
- フォトスタジオの予約
- 打ち合わせ
- 撮影
- 写真の選定と納品
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1.フォトスタジオの予約
理想を実現できるフォトスタジオなどを探して予約します。サンプル写真を確認したりスタジオを見学したりするとイメージをつかみやすくなります。
2.打ち合わせ
プランと撮影日、撮影の構図、衣装などを打ち合わせで決定します。このときに希望を伝えておくと理想を実現しやすくなります。打ち合わせのタイミングは、撮影前と撮影当日にわかれます。
3.撮影
ヘアメイク・着付けを済ませてから撮影に移ります。所要時間はそれぞれ1時間程度です。撮影は衣装1着あたり1時間程度かかります。
4.写真の選定と納品
撮影修了後、写真の確認と選定を行います。同日中にプリントアウトしてもらえることもありますが、補正や修正を必要とするため2~4週間後の納品になるケースが多いでしょう。
前撮りの流れ
前撮りの流れは、フォトウェディングと基本的に同じです。
【前撮りの流れ】
- フォトスタジオなどの予約
- 打ち合わせ
- 撮影
- 写真の選定と納品
1.フォトスタジオなどの予約
気になるフォトスタジオを見つけて予約します。土日祝やハイシーズン(春・秋)は混雑しやすいため早めに予約することをおすすめします。結婚式の担当プランナーから前撮りを提案されることもあります。
2.打ち合わせ
打ち合わせでプラン・衣装・撮影日などを決定します。打ち合わせ時間の目安は1回1時間程度、打ち合わせ回数の目安は1~2回程度です。初回の打ち合わせは希望のヒアリングと見積もり、2回目の打ち合わせは詳細の決定になることが多いでしょう。
3.撮影
ヘアメイクと着付けを済ませて撮影を行います。ロケーション撮影の場合は、これらを済ませてから移動が必要です。事前にポーズなどの希望を伝えておくとスムーズに進みます。
4.写真の選定と納品
すべての撮影が終わったら、写真の確認と選定を行います。選択した写真は補正・修正を行ってから納品となります。およその目安は2~4週間程度です。結婚式に使いたいなどの希望がある場合は、納品日に注意しましょう。
フォトウェディングと前撮りの違いを理解して使い分けましょう
フォトウェディングと前撮りについて解説しました。前者は結婚式を挙げないカップル、後者は結婚式を挙げるカップルが利用します。基本的な内容は同じですが、式を挙げないフォトウェディングには費用を節約しやすい、スケジュールを調整しやすいなどの特徴があります。全く同じものではないため、フォトスタジオなどに相談するときは両者の違いを理解しておくことが重要です。
