ナチュラルフォトウェディングとは
「ウェディングフォトをナチュラルに撮影したい!」 「どうしたらナチュラルな雰囲気で撮影できるの?」 「おすすめのロケーションはある?」 このような悩みを抱えている新婦は多いのではないでしょうか? 魅力的な撮影は、ロケーションとヘアメイク、衣装を統一することで撮影できます。 ここからは、ナチュラルフォトウェディングを魅力的にするポイントやおすすめのロケーションについて紹介します。 最後に、注意点についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。
ナチュラルフォトウェディングとは
ナチュラルフォトウェディングとは、自然な雰囲気のなか撮影することです。 ゆったりとした空気感で撮影するため、普段通りの表情を写真に残せるメリットがあります。 撮影するロケーションは公園や海辺など自然を感じられる場所が多く、肩の力を抜いて撮影できます。 衣装やヘアメイクはゆったりした私服に近いものが多く、ゴージャスな衣装が苦手な人におすすめです。
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ナチュラルフォトウェディングを魅力的にするポイント
はじめに、ナチュラルフォトウェディングを魅力的に撮影するポイントを4つ、紹介します。
【ポイント】
- ヘアメイクをラフにする
- カジュアルなスタイルを選ぶ
- 小物を手作りする
- ロケーションにこだわる
ポイントを押さえることで、思い出に残る写真を撮影できますよ。
ヘアメイクをラフにする
ヘアメイクはダウンスタイルにすることで、ラフな雰囲気になります。 フォトウェディングのヘアメイクはアップスタイルが一般的ですが、抜け感のある雰囲気を出すためにダウンスタイルがおすすめです。 アップスタイルにする場合も、おくれ毛を出したりざっくり編みこんだりするとラフな雰囲気をだすことができます。 後ろ姿の撮影のように、髪にインパクトを持たせたいときがあると思います。 そんなときは、ざっくり編み込み、カスミソウのような小さな花をちりばめるとインパクトを与えつつ、ラフな雰囲気を演出できます。 髪が短い場合、お花で作った王冠やゴールドのヘアピンで装飾してもいいでしょう。 アクセサリーも隙間から、きらりと覗く程度がおすすめです。
カジュアルなスタイルを選ぶ
衣装は、カジュアルなスタイルを選びましょう。 新婦はスカートのボリュームを抑えた控えめなドレスや白いワンピースがおすすめです。 ナチュラルフォトウェディングは外で撮影することがほとんどのため、軽やかで風になびきやすい素材の衣装にすると写真映えするでしょう。 新郎は白いシャツにサスペンダーや蝶ネクタイなど、きっちりしすぎないスタイルがおすすめです。 困った時は小物の色味に合わせたジャケットを羽織ると統一感がでます。 また、ロケーションによってカラーシャツやアロハシャツも遊び心がでていいでしょう。
小物を手作りする
小物を手作りすることで、オリジナリティのある写真を撮影できます。 手作りにおすすめの小物は以下の3つです。
【おすすめの手作り小物】
- 花の王冠
- ガーランド
- イニシャルオブジェ
花の王冠は造花を使えば簡単に作成できます。 ガーランドは「HAPPYWEDDING」の文字やお互いのイニシャルなど手書きで書くと温かみのある雰囲気になります。 ほかには、イニシャルのオブジェやお揃いのグッズもおすすめです。 手作りの小物を取り入れることで、二人だけの特別な写真を撮影できます。
ロケーションにこだわる
ナチュラルフォトウェディングの撮影でロケーションはとても大切です。 最適なロケーションを選んでいれば、小物が無くても素敵な写真を撮影できます。 とくにおすすめなのが自然豊かな公園や海辺で、ふたりで芝生を歩いているだけでもナチュラルな印象に仕上がります。 ロマンチックな写真にしたい場合、夕日や夜景を背景に撮影してもいいでしょう。 ほかには、横断歩道や線路を背景にすると、雑誌の1ページを切り抜いたようなおしゃれな写真になります。 意外な場所が撮影スポットになることもあるので、SNSや雑誌でリサーチしておきましょう。
ナチュラルフォトウェディングにおすすめのロケーション
ここからは、ナチュラルフォトウェディングにおすすめのロケーションを紹介します。 ロケーションに合わせて衣装や小物を用意することで、統一感のある写真を撮影できます。
【おすすめのロケーション】
- ビーチ
- 岩場
- お花畑
- 街中
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ビーチ
ナチュラルフォトウェディングに、もっともおすすめのロケーションはビーチです。 青い海や砂浜にドレスがよく映え、二人で立っているだけでも様になります。 海辺は風が強いことが多いため、風を上手く利用すればベールやスカートの裾をなびかせたような写真も撮影できます。 空が広いため、爽快感や適度な抜け感もあり、自然な笑顔との相性は抜群です。 波打ち際やヤドカリと一緒に写真を撮っても素敵な仕上がりになるでしょう。 砂浜に広さがあるため、遠近法を使っていろいろな写真を撮影できます。 とくに、元気な印象の写真を撮りたい人におすすめです。
岩場
岩場での撮影もおすすめです。 ほかの人と被りたくない人や、大人の雰囲気をだしたい人におすすめのロケーションです。 くすみカラーのドレスやブーケと相性がよく、小物は少ないほうが様になるでしょう。 さらに、岩場から除く日射しや夕日を活用するとロマンチックな写真を撮影できます。 たとえば、逆光を利用して手をつないで歩いている姿をシルエットだけ撮影するなどです。 このように、岩場で撮影することによって、落ち着いたおしゃれな印象になります。
お花畑
華やかな写真を撮影したいとき、お花畑での撮影がおすすめです。 お花畑での撮影は、お花の種類によって写真のイメージが変わります。 ヒマワリのような大きな花と撮影する場合、明るい楽しげな雰囲気の写真に仕上がります。 このとき、衣装は私服のような白いワンピースに麦わら帽子を被っても可愛いでしょう。 コスモスや菜の花、カスミソウなど小さなお花と撮影する場合、可憐な可愛らしい写真になります。 この場合、花の色味に合わせたドレスや小物を身に着けると統一感が出ます。 和装は桜や藤の花と相性がいいでしょう。 そのほかに、新緑や竹林、すすきのなかで撮影しても抜け感が出てナチュラルな写真に仕上がります。
街中
街中の撮影もおすすめで、とくに以下の3ヵ所がおすすめです。
- 横断歩道
- 線路
- 橋
- レトロなお店の前
普段目にする横断歩道や線路で撮影すると、ドレスとのアンマッチさが際立って雑誌の1ページのようなおしゃれな写真になります。 街中でも開放的な写真を撮りたい場合は橋や河川敷での撮影がおすすめです。 さらに、レトロなお店や看板、自動販売機の前もおしゃれな雰囲気になります。 このとき、サングラスのような小物を付けて撮影すると、遊び心のある写真を撮影できます。 見知った場所のため、リラックスした雰囲気のなか撮影できるところがメリットです。 しかし、人通りが多いと視線が気になって恥ずかしいというデメリットもあります。
ナチュラルフォトウェディングを行う際の注意点
最後に、ナチュラルフォトウェディングを行う際の注意点を2つ紹介します。 後悔の無い撮影にするためにも、この2つの注意点は押さえておきましょう。
【注意点】
- 念入りに打ち合わせする
- 季節に合わせた持ち物を準備する
それぞれ紹介していきます。
念入りに打ち合わせする
打ち合わせは念入りに行いましょう。 フォトスタジオと契約してから撮影日まで、最低でも1度打ち合わせの時間があります。 この打ち合わせまでに、以下の6つはある程度決めておきましょう。
【事前に決めておいた方がいいこと】
- イメージ
- 衣装
- ヘアメイク
- 構図
- 小物
- ポーズ
撮影したい写真のイメージや構図は決めておきましょう。 さらに、ウェルカムボードやムービーで使いたいなど、要望がある場合は忘れず伝えることが大切です。 口頭で伝えようとすると認識違いが生まれてしまう可能性があります。 見本となる写真や自分たちのイメージに近い写真がある場合は用意しておくと伝えやすいでしょう。
季節に合わせた持ち物を準備する
肌着や小物以外に、季節に合わせた持ち物の準備も必要です。 季節に合わせた持ち物は、衣装やロケーションによって異なります。 夏にビーチや岩場など、日差しの強いところで撮影する場合、暑さ対策が必要です。 日傘や冷たい飲み物、保冷材などを用意しておきましょう。 冬の撮影は寒さとの戦いになります。 体が冷えないように厚手の上着や暖かい飲み物、カイロなどを用意しておきましょう。 ロケーション撮影は場所によって移動に時間がかかることもあります。 慣れない衣装で移動することによって、気分が悪くなってしまう可能性もあります。 そのため、普段車酔いしない人でも酔い止めを準備しておくと安心です。 また、花畑や公園など植物が多いところでは虫よけスプレーも準備しておきましょう。
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ウェディングフォトをナチュラルな雰囲気にするにはラフ感を演出すること
ナチュラルフォトウェディングを魅力的に撮影するポイントや注意点について紹介しました。 魅力的に撮影するためには、ラフ感をだすことが重要です。 ラフ感をだすためにはヘアスタイルをダウンスタイルにしたり、軽い素材のドレスにしたり特徴を押さえるだけで簡単にラフな雰囲気をだせます。 色味を統一するのも一つの方法です。 ポイントを押さえて素敵なナチュラルフォトウェディングを撮影してください。
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