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家族がフォトウェディングに参加するメリット・デメリットと注意点

2023.2.9


フォトウェディングに家族の同席はOK?服装や撮り方のアイディアを紹介

「家族もフォトウェディングに参加してほしいけど実現できる?」などと考えていませんか。大切な家族と一緒に結婚の記録を残したいと考えている方もいるでしょう。家族と一緒に撮影することはできるのでしょうか。この記事では、撮影の可否、一緒に撮影するメリット・デメリット、費用の相場、当日の流れなどを解説しています。以下の情報を参考にすれば、撮影前の疑問を解消できるはずです。フォトウェディングを計画している方は参考にしてください。

フォトウェディングに家族は参加できる?

結論から述べると、家族もフォトウェディングに参加できます。新郎新婦と家族が一緒に写真を撮影することは可能です。近年では、家族と一緒にフォトウェディングを挙げるカップルが増えています。このことを表すように、一部のフォトスタジオはファミリーフォトウェディングプランなどを展開しています(名称は店舗で異なる)。同プランは、家族と一緒に結婚の思い出を記録できる撮影プランです。具体的な内容はフォトスタジオで異なりますが、ゲストの衣装をレンタルできるところ、ゲストの着付けも行ってくれるところなどがあります。興味がある方は、フォトスタジオに相談してみるとよいでしょう。

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家族の誰を呼ぶ?

フォトウェディングに参加できる家族に明確なルールはありません。両親はもちろん祖父母や兄妹、友人、知人などを招けます。また、ロケーション撮影の場合は、ペットも参加できるところがあります。基本的には、家族であれば誰でも自由に呼べると考えてよいでしょう。 

フォトウェディングに家族も参加するメリット

家族も参加するフォトウェディングには、新郎新婦だけで行う場合と異なるメリットがあります。代表的なメリットは次の通りです。 

メリット①家族に婚礼衣裳姿を見せられる

結婚式の代わりにフォトウェディングを行う場合、家族にウェディングドレス姿などを見せられます。もちろん、新郎新婦だけで行い写真で婚礼衣装姿を見せることもできますが、この場合はウェディングドレス姿などを実際に見せることはできません。結婚式を挙げなくても家族に婚礼衣裳姿を見せられる点は、メリットのひとつといえるでしょう。 

メリット②リラックスして家族と撮影を楽しめる

家族だけでたっぷりと時間をかけて写真撮影を行える点もメリットです。和やかな雰囲気で思い出に残る写真を撮影できます。結婚式当日も家族で写真を撮ることはできますが、慌ただしく過ごす中で撮影するため「和やかな雰囲気で・・・」とはなりにくい傾向があります。ウェディングドレスなどを着て、家族とこれまでの思い出を話しながら写真を撮影できる点は、結婚式にはない魅力です。家族が参加するフォトウェディングは、結婚式にも負けない一生の思い出になりえます。 

メリット③融通が利きやすい

スケジュール面・予算面で融通が利きやすい点も見逃せません。結婚式ほどの準備を必要としないため、新郎新婦・家族・フォトスタジオでスケジュールを調整すれば手軽に行えます。また、ロケーション撮影を選ぶことで、遠方の祖父母と一緒に撮影するなども可能です。同様に予算も抑えやすいといえます。リクルートブライダル総研が発表している「ゼクシィ結婚トレンド調査 2021 首都圏」によると、2021年における「挙式、披露宴・ウェディングパーティ総額」の平均は323.6万円、別撮りのスタジオ撮影の費用の平均は13.7万円、別撮りのロケーション撮影の費用の平均は16.9万円です[1]。結婚式と比べて予算を20分の1程度に抑えられる可能性があります。 

フォトウェディングに家族も参加するデメリット

家族と一緒に行うフォトウェディングにはデメリットもあります。気を付けたいポイントは以下の3つです。 

デメリット①スケジュール調整が複雑

参加人数が増えることで、二人のときよりもスケジュール調整は難しくなります。フォトスタジオの繁忙期は混みあうため、春や秋のスケジュール調整はさらに難しくなるでしょう。ロケーション撮影を予定している場合は雨天などにも注意が必要です。撮影が延期になるとリスケジュールを強いられます。スケジュール調整が難しい場合は、二人で日程を決めて自由参加にすることもできます。ただし、参加できない家族をがっかりさせてしまうかもしれません。もう一度行うことは難しいため、できるだけ多くの方たちが参加できる日程を選ぶことが重要です。 

デメリット②費用が増える場合がある

利用するフォトスタジオによっては、参加する人数分の追加料金がかかります。具体的には、家族の衣装代や着付け代などが考えられるでしょう。追加料金が気になる場合は、家族の衣装代・着付け代を表示料金に含んでいるファミリーフォトウェディングプランを選んでみてはいかがでしょうか。具体的なサービス内容はフォトスタジオで異なるため確認や見積もりが必要です。 

デメリット③配慮が増える場合がある

参加する家族によっては、特別な気遣いを必要とする点もデメリットとしてあげられます。足腰が弱っている祖父母が参加する場合は椅子に座って撮影できるセットの確保、撮影中に休憩できる場所の確保、小さな子どもが参加する場合は飽きないようにオモチャの確保、寝たときのためにベビーベッドの確保などが必要になるでしょう。家族が参加すると、二人で撮影するときよりも確認するポイントやかかる手間は増えます。 

ファミリーフォトウェディングの費用相場

ファミリーフォトウェディングプランの相場は5~25万円程度です。料金は撮影人数ではなく撮影枚数やロケーションで変動するため、家族が参加するからといって基本料金が跳ね上がることはありません。ただし、家族がメイク、ヘアメイク、着付けを依頼する場合や衣装をレンタルする場合は、基本的に追加料金がかかります。具体的な金額はケースで異なりますが、留袖のレンタル料金は3万円程度、タキシードのレンタル料金は2万円程度、メイク・ヘアメイク・着付けの料金は各1万円程度が相場といえるでしょう。 

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ファミリーフォトウェディングに合う服装

家族をフォトウェディングに招待すると衣装で悩むことが少なくありません。新郎新婦がドレスコードを決めると、家族は服装を決めやすくなります。ここでは、ファミリーフォトウェディングに適した服装を紹介します。 

新郎・新婦の服装

新郎と新婦は、婚礼衣装が基本になります。具体的には、打ち掛けから小物まで白で統一した白無垢、鮮やかな色柄が美しい色打ち掛け、多くの女性が憧れるウェディングドレス、お色直しや二次会で着用されることが多いカラードレスなどが選択肢にあがります。ただし、これらのなかから1つに絞り込まなければならないわけではありません。2種類以上の衣装を着用することもできます。 

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親の服装

明確なルールはありませんが、基本的な考え方は結婚式と同じです。新郎新婦と服装のグレードを揃えると、写真に納まったときに統一感が生まれます。新郎新婦が婚礼衣装を選ぶ場合は、結婚式に参加する礼装が適しているでしょう。父親はモーニング、母親は黒留袖などがおすすめです。新郎新婦がカジュアルな服装を選ぶ場合は、カジュアルな服装が適しています。普段着だとくだけすぎると感じるときは、ジャケパンやワンピースなどを選ぶとよいかもしれません。 

兄弟の服装

兄妹の服装も、新郎新婦とグレードを合わせると写真の納まりがよくなります。ポイントは、新婦より派手な服装を選ばないことです。この点は、通常の結婚式と同じといえるでしょう。例えば、男性はフォーマルなスーツ、女性はフォーマルなワンピースなどが考えられます。新郎新婦がカジュアルな服装を選ぶ場合は、兄妹もカジュアルな服装で構いません。きれい目の普段着で参加するとよいでしょう。 

ファミリーフォトウェディングの当日の流れ

一般的なファミリーフォトウェディングは次の流れで進みます。 

メイクと着付け

新郎新婦のメイク・ヘアメイク・着付けを行います。家族がこれらを利用する場合も同様です。 

家族と撮影

準備が整ったら、最初に新郎新婦と家族で写真を撮影します。家族と話し合いながらリラックスした雰囲気で撮影に臨める点が魅力です。 

新郎新婦で撮影

家族との撮影が終わったら、新郎新婦で撮影を行います。家族は撮影を見学したり休憩したりして時間を過ごします。おおよその所要時間は衣装1着あたり1時間程度です。 

写真の選択

すべての撮影を終えたら、着替えを済ませてアルバムなどにする写真を選択します。写真が手元に届く時期の目安は2~4週間後です。 

家族とフォトウェディングを撮る際のアイディア

家族とフォトウェディングを行う場合、ポーズやロケーションにこだわると素敵な思い出を作れます。参考にしたいアイディアは次の通りです。 

ポーズ

基本のポーズとして、「新郎新婦を中心に家族全員で肩を組む、手をつなぐ」があげられます。父親と新婦が腕を組んでヴァージンロードを歩く姿もこのタイミングならではの記録になります。お子さまがいる場合は、新郎新婦でお子さまを囲むようなポーズもおすすめです。 

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ロケーション

撮影に参加する家族の人数が少ない場合、旅行を兼ねてロケーション撮影に出かけてみてはいかがでしょうか。沖縄・鹿児島・鎌倉・東京など、魅力的な撮影スポットが全国各地に点在しています。 

ファミリーフォトウェディングの注意点

ファミリーフォトウェディングの注意点は次の通りです。 

両親の費用は新郎新婦負担が基本

利用するフォトスタジオによっては、家族の衣装代やメイク代がかかります。具体的な金額はケースで異なるため、見積もり時に詳細を確認しておくことが重要です。追加で費用がかかる場合、両親の費用は新郎新婦負担になることが多いようです。 

家族のスケジュールを確認してから予約

家族も撮影に参加する場合、スケジュール調整が必要になります。まずはフォトスタジオで空き状況を確認してから、家族のスケジュールを確かめて日程を決定するとスムーズに予約しやすくなります。予定が決まったら、できるだけ早く家族に伝えましょう。 

子どもや祖父母が参加する場合は当日の段取りを確認

小さな子どもや祖父母が撮影に参加する場合は、当日の段取りに注意が必要です。写真の選定まで時間がかかることが多いため、飽きてしまうことや疲れてしまうことが考えられます。事前の打ち合わせで、子どもが飽きない工夫や休憩するスペースを用意しておく必要があります。 

家族と一緒にフォトウェディングをしませんか?

この記事では、家族が参加するフォトウェディングについて解説しました。新郎新婦だけで行うイメージが強いフォトウェディングですが、両親や兄妹、子どもなども参加できます。家族と一緒に結婚の記念を残したい方は、ファミリーフォトウェディングプランを利用するとよいでしょう。ただし、家族がレンタル衣装や着付けなどを利用すると、追加で費用がかかることがあります。興味がある方はフォトスタジオに相談して、費用の内訳やプランの詳細を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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[1]出典:リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査 2021 首都圏」
https://souken.zexy.net/data/trend2021/XY_MT21_report_06shutoken.pdf

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