結婚式に写真だけ撮りたい場合の解決法
「結婚式の写真だけ撮りたい!」 「フォトウェディングってなに?」 「費用はどれくらいかかるの?」 このように悩んでいる新婚さんは多いのではないでしょうか。 結婚式は費用も準備も大変なため、式を挙げずにすくない費用で写真を撮影できたら嬉しいですよね。 ここからは、結婚式の代わりに撮影を行う「フォトウェディング」について紹介します。 メリットやデメリットの他に、費用相場まで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
結婚式に写真だけ撮りたい方必見「フォトウェディング」とは
フォトウェディングとは結婚式の代わりに行う写真撮影のことです。 結婚した半分以上の新婚夫婦が結婚式を挙げていますが、なかには結婚式のわいわいした雰囲気が苦手な人や、費用面で結婚式を挙げられない人もいます。 しかし、ウェディングドレスや白無垢は新婦の憧れです。 フォトウェディングをすることで、憧れの衣装を身にまとって、一生の思い出を残すことができます。 ほかにも、結婚に関連する撮影で「前撮り」や「後撮り」がありますが、これは結婚式を挙げる新郎新婦が行う撮影のため、フォトウェディングとは異なります。
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フォトウェディングのメリット
フォトウェディングがどんなものか知ったところで、フォトウェディングを撮影するメリットを紹介します。 主なメリットは以下の3つです。
【メリット】
- 費用が安い
- 準備の手間が少ない
- こだわりの写真が撮影できる
それぞれ細かくみていきましょう。
費用が安い
もっとも大きなメリットは、結婚式に比べて費用がかからないところです。 結婚式を挙げるとなると数百万円かかりますが、フォトウェディングであれば十数万円で撮影できます。 浮いた費用で新婚旅行のグレードを上げても良いですし、新居購入のために貯金をしても良いでしょう。 もちろん、ドレスやアクセサリーを自分で用意したり、追加でレンタルしたりすることで費用は大きくなります。 しかし、どれだけオプションを追加しても、結婚式にかかる費用を上回ることはないでしょう。
準備の手間が少ない
2つ目のメリットは、準備の手間が少ないことです。 フォトウェディングで準備するものといえば、肌着やアクセサリー、小物くらいです。 手作りした小物を使いたい場合や、アクセサリーをこだわりたい場合は準備に時間がかかってしまいますが、肌着のみであれば1日で準備できます。 しかし、結婚式を挙げる場合、招待状の用意やウェルカムムービーの作成など準備するものがたくさんあります。 式場と密にやり取りも行うため、最低でも6ヶ月は準備期間が必要です。 結婚式の準備は新郎新婦の絆を深めるきっかけになります。 しかし、仕事や家事をこなしながらの準備はハードな毎日になるでしょう。
こだわりの写真が撮影できる
最後のメリットは、こだわりの撮影ができるところです。 式の最中にこぼれた笑顔も素敵ですが、ベストショットを撮るのは難しいでしょう。 そんなとき、フォトウェディングであればこだわりの写真を自分たちのペースで撮影できます。 新郎新婦でおでこをくっつけて見つめ合うポーズや後ろからハグをするポーズなど、参列者の前では恥ずかしくてできないようなポーズの撮影も可能です。 また、愛犬や小さい子どもなど、式にゆっくり参加できない人と時間を気にせず撮影することもできます。
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フォトウェディングのデメリット
つぎに、フォトウェディングのデメリットについて紹介します。 フォトウェディングに興味がある人も、デメリットをしっかり理解したうえで契約に移りましょう。
【デメリット】
- 天候の影響を受ける
- ゲストに晴れ姿を披露できない
それぞれ見ていきます。
天候の影響を受ける
フォトウェディングのデメリットは、天候の影響を受けやすいところです。 フォトウェディングにはスタジオ内で撮影するスタジオ撮影と、外で撮影するロケーション撮影があります。 ロケーション撮影を行う場合、撮影日に天気が悪くなってしまうと理想の撮影ができなくなってしまいます。 撮影スタジオによって対応は変わりますが、予定していた撮影と全く違う撮影を行うか、撮影日を延期することがほとんどです。 雨だけであれば、雨を利用した撮影に切り替えることができますが、台風や大雪など外での撮影が困難な場合もあります。
ゲストに晴れ姿を披露できない
2つ目のデメリットは、日頃お世話になっているゲストに晴れ姿を披露できないことです。 両親や兄弟、お互いの共通の友人や上司に晴れ姿を見届けてほしいと思う新婦は多いのではないでしょうか。 フォトウェディングでは、結婚式のように大勢の人に晴れ姿を見届けてもらうことができません。 しかし、プランのなかには友人や家族と一緒に撮影をしたり、撮影の後ドレス姿のまま食事ができたりするプランもあります。 参加できる人数に限りはありますが、晴れ姿を披露したい場合は検討してみてください。
フォトウェディングの費用相場は?
フォトウェディングの費用の相場は10〜15万円です。 ここから、衣装を追加したり、撮影場所を変えたりすることで費用が変わってきます。 撮影場所による費用相場は以下の通りです。 スタジオ撮影 10万円 ロケーション撮影 15万円 スタジオ撮影は、スタジオ内の背景を使って撮影します。 費用はもっとも安価なため、費用をなるべく抑えたい人におすすめです。 ロケーション撮影は海辺や公園など、撮影場所を変更して撮影します。 撮影スタジオでヘアメイクを行ってから移動するため、移動やスタッフの手配が必要な分、費用が増します。 しかし、結婚式と比べるとどちらも安価なため、費用を抑えたい人にフォトウェディングはおすすめです。
フォトウェディングにおすすめの時期
フォトウェディングにおすすめの時期は3〜4月の春です。 秋も人気ですが、春は桜やコスモスなど写真映えする花が豊富に咲きます。 また、雨や台風など、天候が崩れる日にちが少ないことも人気の理由です。 春や秋の予約は埋まりやすいため、この季節に撮影したいロケーションがある場合は早めの予約が必要です。 3〜4か月前に予約できれば希望の日にちに撮影できるでしょう。
フォトウェディングの流れ
最後に、フォトウェディングを撮影するまでの流れについて紹介します。
【流れ】
- 理想のイメージを固める
- スタジオを予約する
- 打ち合わせする
- 撮影後写真を選ぶ
それぞれ何をするのか解説します。
理想のイメージを固める
はじめに、理想のイメージを固めましょう。 理想のイメージを固めることで、この後のスタジオ予約で迷わずに済みます。 ポイントは、細かい部分まで決めないことです。 細かい部分まできっちり決めてしまうと、理想通りに行かなかった場合、とても残念な気持ちになってしまいます。 SNSや雑誌でリサーチしてある程度、理想のイメージを固めておきましょう。
スタジオを予約する
理想のイメージが決まったら撮影スタジオを予約します。 このとき、自分が撮影したいロケーションがプラン内容に含まれているのか確認してから予約しましょう。 予約後に撮影したいロケーションを増やそうとしても増やせない可能性があります。 また、カメラマンによって得意な撮影イメージが異なります。 自分が予約する撮影スタジオのカメラマンが、どんな撮影が得意かSNSなどでリサーチしておくと、予約後に後悔することが減るでしょう。
打ち合わせする
撮影スタジオを予約したら、撮影前に打ち合わせを行います。 この打ち合わせでは以下の点を確認します。
【打ち合わせ内容】
- 衣装
- ヘアメイク
- アクセサリー
- 準備する小物
- 撮影イメージ
- 構図
- ポーズ
ヘアメイクや撮影イメージは、スタッフとの認識の違いを防ぐため、自分のイメージに近い写真を用意しておくといいでしょう。 また、打ち合わせの時点で構図やポーズまで決めておくと、撮影日までに顔の表情や得意な角度を練習できます。
撮影後写真を選ぶ
撮影が終わったら現像する写真を選びます。 写真を選ぶのは撮影後、すぐ行う場合がほとんどです。 写真の枚数によりますが、30分〜2時間程度かかるでしょう。 選べる写真の枚数は、契約したときのプランによって異なります。 写真を選ぶ時、照れ笑いしている写真や緊張して顔がこわばっている写真も良い思い出になるためおすすめです。 写真をアルバムにする場合、現像された写真が手元に届くまで2〜3週間かかる場合があります。 しかし、現像する写真が数枚であればその場ですぐに受け取れる場合もあるため、写真を受け取るタイミングについては契約時に確認しておくといいでしょう。
結婚式の写真だけ撮りたい人にはフォトウェディングがおすすめ
フォトウェディングのメリットやデメリット、費用の相場について紹介しました。 フォトウェディングは結婚式の10分の1の金額で撮影できます。 そのため、費用が理由でウェディングドレスをあきらめた人や、こだわりの写真を撮影したい人におすすめです。 低価格で撮影できるため、結婚式を挙げられなかった人は、ぜひフォトウェディングを試してみてください。 二人にとってかけがえのない1日になりますよ。
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